安東旅行ガイド:河回村と書院、月明かりの木橋を歩く
安東は、朝鮮時代の学者文化が今も暮らしの中に息づく町です。同じ一族が何百年も同じ家に住み、静かな水辺に書院が立ち、料理も祭祀の膳や塩漬けの魚、醤油の味わいが基本です。慶州やソウルに比べて外国人旅行者は少なく、それが魅力でもあります。洛東江に抱かれた世界遺産の河回村、開け放たれた楼が美しい屏山書院、湖畔の陶山書院、そして夜に灯る木造の月映橋が見どころです。
見どころは4つのエリアに分けています。市内・旧市場は歩いて回れる中心部で、チムタク通りや文化の通り、雄府公園、壁画の丘があり、北には鳳停寺があります。月映橋・安東湖畔は橋と、野外民俗村のある博物館、子ども向けの儒教ランドが集まる一帯です。河回村・屏山書院は西へ約40分、村と展望の断崖、仮面博物館、書院で一日を使えます。陶山書院・イェッキ村は北の安東湖畔にあり、書院と浮き橋、アートの村を巡れます。
ソウルからはKTX-イウムで約2時間強、高速バスならもう少しかかります。鉄道が楽ですが、安東駅は旧市街の外れにあります。市内は路線バスの本数が少なく、河回村や陶山書院は互いに30分から45分離れているため、車なしの旅行者は1日タクシーを借りるか、ソウルや釜山発の日帰りツアーを使うのが現実的です。旧市街と月映橋は市内バスと短いタクシーで回れます。地図はNAVERマップかカカオマップ、メニューにはPapagoが便利です。
9月下旬から10月初めは、川辺で安東国際仮面舞フェスティバルが開かれます。春は湖畔の桜、夏は体和亭の百日紅、11月上旬は鳳停寺の周りが紅葉します。冬は冷え込むので、博物館や温かいスープを中心に組みましょう。日本からの旅行者はまだ多くないので、主要な見どころでも人が少なく、のんびり歩けるのが魅力です。写真を撮るときは、住民の暮らしにも配慮しましょう。料金や営業時間、バスの時刻はよく変わるため、出発前に最新の情報を確認してください。