全州旅行ガイド:韓屋村とビビンバ、マッコリを味わう
全州は、韓国の人が「食の都」と聞いてまず思い浮かべる街です。朝鮮王朝を興した李氏の故郷でもあり、街の真ん中には瓦屋根の韓屋が数百軒も並ぶ韓屋村が広がります。名物はビビンバ、コンナムルクッパ(豆もやしのスープご飯)、乳白色のマッコリ、そして日本でもおなじみのチョコパイ。ソウルからKTXで約2時間弱という近さもあり、食べ歩きに歴史散策を重ねる旅にぴったりです。
エリアは5つに分けています。韓屋村は慶基殿、殿洞聖堂、梧木台が徒歩圏に集まる拠点です。ケンリダンギル・中心街は、カフェやバーが並ぶ若者の街で、全羅監営もあります。西鶴洞・全州川・孝子洞は、南川橋を渡った静かな一帯で、芸術村や川沿いの散策路が魅力です。徳津・全北大・八福には蓮池と芸術工場があり、完州日帰りでは古宅や萬頃江の夕焼けを楽しめます。
食事は、ハンクッチプやコグンで老舗のビビンバ、朝はコンナムルクッパ、南部市場ではピスンデ(豚の血のソーセージ)がおすすめです。夜は三川洞のマッコリ通りで、やかん一杯を頼むと料理が山ほど付いてきます。韓服を借りて慶基殿に入ると無料になることが多く、日本の着物散策の感覚で楽しめます。規定は変わることがあります。
移動は、韓屋村と中心街なら徒歩で十分です。ほかの場所は市内バスやタクシーを使います。全州駅や高速バスターミナルから韓屋村までは、タクシーで15〜20分ほどです。完州方面はバスが少ないので、タクシーのチャーターかレンタカーが現実的です。週末の午後の韓屋村は混むので、朝か夕食後が歩きやすい時間帯です。
季節ごとの見どころも豊富です。4月中旬は完山公園で八重桜、7月は徳津公園で蓮、11月初旬は郷校で銀杏が黄金色になります。夏の午後は暑いので、博物館やカフェで涼むのがおすすめです。料金や営業時間は変わることがあるため、出発前に確認しておきましょう。日本からは、ソウル経由で入るのが一般的で、乗り継ぎ時間には余裕を持っておくと安心です。